Interview

インタビュー

「おもしろいビジネスを生み出すエンジニアチームがある」。
そう言われる未来をつくっていく

取締役 システム開発部 部長 | 堀野 晃正

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「おもしろいビジネスを生み出すエンジニアチームがある」。
そう言われる未来をつくっていく

取締役 システム開発部 部長 | 堀野 晃正

Profile

システム開発部部長 堀野 晃正
秋田県出身。2010年3月に大阪大学を卒業後、システム開発会社へ新卒入社。様々なクライアントのシステム開発プロジェクトを経験する。2015年株式会社ネットマーケティングへ入社。システム開発チームのマネージャーとして、自社広告システムの保守開発、複数の新規システム開発等に従事。在職中に上場を経験し、上場基準を満たすためのシステム改修や上場後の監査対応も行う。2020年に東京から長野に移住、地元カンパニーの1人目のシステムエンジニアとして入社。
2023年6月23日取締役に就任。4人のエンジニアを抱えるシステム開発部の部長を兼務する。

システムは、地元カンパニーのビジネスの源泉。
社内で一貫して対応できるチームをつくる。

現在の仕事について教えてください。

堀野:システムを開発して、メンバーの困りごとを解決したり、新しいサービスをかたちにしたりするのが、私たちシステム開発部の仕事。地元カンパニーのビジネスの源泉でもあるカタログギフトシステムや各種ツールなどについて、要件定義から設計、実装、運用まで一貫して社内のチームで対応します。
代表の児玉やメンバーから要望を聞いてプロダクトをかたちにすることもあれば、自分たちで「こういうツールや機能があったらいいんじゃないか」と提案することもあります。

基本的に社内で内製する体制なんですね。

堀野:そうですね。地元カンパニーの本質は、システム会社ですから。また、システム開発部は、社内のサービスだけでなく、さまざまなクライアントの受託開発を行うこともあります。業務システム開発やWebサイト構築など、これまでさまざまなプロジェクトに携わってきました。

堀野 晃正 1枚目

「待てる世界」は、効率至上主義へのアンチテーゼ。
人間らしさを見つめ直す言葉になる。

地元カンパニーのビジョン「待てる世界」について、どのように考えてますか?

堀野:今ってECモールが発展していて、注文したら翌日に配送されたりするじゃないですか。いかに早く届けるか、いかに効率的にするか、という考え方でサービスがつくられている。「待てる世界」は、そんな状況へのアンチテーゼになっているなと思うんです。

AIがどんどん発達している中で、間はこれから何をして過ごしていくんだろうという問いが、自分の中にあります。AIがさまざまなものを効率化していくからこそ、非効率なことが人間に残る。言い換えれば、非効率が“人間らしさ”をつくってくれるんじゃないか、とも考えられます。そうした意味で「待てる世界」は、これからの社会を考えたときに、示唆に富んだ言葉になると思っていますね。

「待てる」ことが人間らしいあり方につながる。

堀野:そうかもしれませんね。私の出身は秋田なんですが、いつも新米ができるのを楽しみにしていました。でも、そうした旬のものや贈り物を楽しみに待てる感覚って、本来みんな持っていると思うんです。そうした小さな楽しみが今日一日を生きる支えになったりする。そうした感覚が広まっている状態が「待てる世界」なんだろうな、と思います。

堀野 晃正 2枚目 堀野 晃正 3枚目

たくさん課題があるから、おもしろい。
新たな流通手段を、市場にどんどん投入していきたい。

そもそもどうして地元カンパニーに入社したんですか?

堀野:まだ東京にいて、上田市への移住を考えていた頃、とあるきっかけで代表の児玉に会ったんです。しばらく経った後、突然児玉から連絡が来て「エンジニアを採用したいと思っているんだけど、どうですか?」と誘われて。当時から地元カンパニーでは、システム開発を基盤にしたローカルプロダクトの流通DXビジネスを展開していくイメージはあったものの、まだまだカタログギフト事業のみ。たくさん課題があっておもしろそうだなと感じて入社を決意しました。

課題があることがおもしろい

堀野:そうですね。エンジニアの性かもしれませんが、そこに課題があれば解決したくなるんです。入社するとすぐにコロナ禍が訪れて、ローカルプロダクトの流通DXどころではなくなって受託開発をたくさん請け負ったり、かと思えばコロナ禍で逆にカタログギフトの需要が増えてシステムの改善を行ったり。いつも目の前に課題があったので退屈することはありませんでしたね。そんな紆余曲折を経て、やっと今、ローカルプロダクトの流通DXに本格的に取り組むタイミングがやってきたなと思っています。

システム開発は、ローカルプロダクトの流通DXの要かもしれませんね。

堀野:これからは、さまざまな流通手段をどんどん開発していくフェーズ。今あるものをより良くすることはもちろん、新しいものをつくることに積極的にチャレンジしていこうと考えています。どこにどんなニーズがあるかわからないから、まずは市場に投入する。そうしてリアクションを得ないと、どうより良くすればいいかわかりませんから。

堀野 晃正 4枚目

地元カンパニーでつくりたい未来

地元カンパニーで、どんな未来をつくりたいですか?

堀野:「長野県になんかすごいエンジニアチームがいる」と言われるようにしたいですね。技術的なレベルがとてつもなく高いというよりは、取り組み方やアプローチが強みとなっているチームでありたい。腕利きの超有名エンジニアが所属しているわけじゃないけれど、営業などのビジネスサイドと肩を並べてともに価値をつくっていく集団が理想です。営業も、エンジニアも、担う機能が違うだけで「ビジネスをつくる」というミッションは同じはずですから。
「地元カンパニーって次々にサービスを生み出して軌道に乗せて、上場も果たしている。すごいエンジニアチームが、それを支えているらしい」と言わせたいですね。

堀野 晃正 5枚目
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暮らしを営むためのDIY

今は、古い一軒家で娘と2人暮らし。休日は子どもの行事に参加したり、家の修繕をしたりしながら過ごしています。手入れをせずに放っておくと、庭の草木が伸びたり、地下室に水が溜まったり。「DIYが趣味」というよりも、暮らしを営むために必要だからDIYをしているイメージですね。それも地方らしい生き方だなと思います。